読書と仕事と病気と、まったりとした日々

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届いた本

ネットで注文していた本が2冊届きました。
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1冊は「シュワルツコフ 勝つための指揮」
湾岸戦争時にAP通信社の従軍記者をしていた方が書いたアメリカ中央軍司令官ノーマン・シュワルツコフ陸軍大将の湾岸戦争時のドキュメントです。
著者がシュワルツコフにインタビューした内容やシュワルツコフが戦争中に記者会見した内容がほとんど書かれていて面白そうな1冊です。
シュワルツコフがイラク将官と終結に向けて会談する際、その場所となったテントに唯一いた記者らしいです。

もう1冊はそのノーマン・シュワルツコフ本人による回想録「シュワーツコフ回想録 少年時代、ヴェトナム最前線、湾岸戦争」です。
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シュワーツコフと訳されていますが、シュワルツコフの方がピンと来るので、今後このブログではシュワルツコフに統一します。
副題に「少年時代、ヴェトナム最前線、湾岸戦争」とあるように湾岸戦争だけの回想録ではなく、7歳の時から始まるようです。
バラパラと流し読みしたら、シュワルツコフは准将時代、太平洋軍総司令部付として勤務しており「日米防衛協力のための指針」の初期のアメリカ側の責任者だったそうです。
ちょっとびっくり。
その後ドイツ駐留やグレナダ侵攻をへて、中央軍司令官になりました。

アメリカ中央軍というのは名前の響きからして、もしかしたらアメリカ本国軍と勘違いする方もいるかもしれないので説明しますと、管轄範囲は中東全域と一部の中央アジアです。
数年前にアメリカ アフリカ軍が創設されるとアフリカの角の部分は中央軍の手から離れました。
USCENTCOMと書いてあるのが、中央軍の管轄範囲です。
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アメリカ北方軍(USNORTHCOM)が 北米担当
アメリカ中央軍(USCENTCOM)が中東担当
アメリカアフリカ軍(USAFRICOM)がアフリカ担当
アメリカ欧州軍(USEUCOM)が欧州担当
アメリカ太平洋軍(USPACOM)がアジア及び太平洋地域担当
アメリカ南方軍(USSOUTHCOM)が中南米担当
になっています。

シュワルツコフ「勝つための指揮」

シュワルツコフ「勝つための指揮」

シュワーツコフ回想録―少年時代・ヴェトナム最前線・湾岸戦争

シュワーツコフ回想録―少年時代・ヴェトナム最前線・湾岸戦争