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読書と仕事と病気と、まったりとした日々

読んでる本や読んだ本の感想や病気の日々の事をのんびりと書いていきます

今週買った本

歴史 読書 生活

今週買った本の紹介を

まず1冊目はスコット夫妻による「ソ連軍 思想 機構 実力」
旦那であるウィリアムは退役米空軍大佐で、軍人時代の1962〜64年と1970〜72年の2回に渡り、駐ソ米国大使館の武官を務め、奥さんであるハリエットは、本国で1979年にこの本が出版された時は
ソ連軍事問題研究機関の顧問を勤めた方で、夫妻ともにソ連軍の研究家との事。

その本を日本語訳したのは、乾一宇という方で、この人は1980年に駐ルーマニア日本大使館の初代武官を務めた方で、その赴任先であるルーマニアにある軍事専門の書店でこの本と出会ったそうです。
内容はロシア内戦時のソビエト赤軍と呼ばれた時代から大祖国戦争と名付けられた第二次大戦、そして大戦後の軍事学、各組織について、軍管区やドクトリンについてなど
イスビーの「ソ連地上軍」が内容を戦術中心に対し、こちらの本は戦略中心の内容になっています。

もう1冊は「現代の空挺作戦 世界のエアボーン部隊」です。
著者は田中賢一という方で「世界歩兵総覧」の著者です。
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「世界歩兵総覧」は朝鮮戦争中東戦争ベトナム戦争フォークランド紛争の歩兵運用に関しての本でしたが
この本は第二次大戦の欧州、アジア太平洋戦線の空挺作戦から始まり
第二次大戦後の朝鮮戦争インドシナ戦争ベトナム戦争コンゴ動乱、第2次から第4次中東戦争と消耗戦争、エンテベ救出作戦、フォークランド紛争ソ連アフガニスタン侵攻、アメリカのグレナダ侵攻の空挺作戦の解説
そして世界各国の空挺部隊、日本では日航機墜落事件に参加した第1空挺団の災害派遣隊長を務めた重高一佐に著者がインタビューした内容が載っていて興味深いです。
ちなみにこの著者の田中賢一という方は陸士第52期生で、戦争が始まる前の1941年の春に騎兵中隊長として中国大陸にいたそうですが、落下傘部隊の志願者募集の話を聞いて志願し、太平洋戦争開戦時には第1挺進団司令部員として南方作戦に参加。
その後、日本に帰還し挺進練習部教官などを経て、第1挺進戦車隊の指揮官を務めて終戦を迎え、戦後に自衛官を18年間務め、そのうち11年間を空挺部隊で勤務し陸将補で退官した戦前から戦後にかけて日本の空挺畑を歩んだ方だそうです。
最初、この本を注文した時は、グレナダ侵攻くらいが載っていたらラッキーだな程度に思っていましたが、内容は世界歩兵総覧の空挺部隊版のような感じです。
買ってよかったです。


ソ連軍―思想・機構・実力

ソ連軍―思想・機構・実力