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アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦 旧日本軍との戦いで誕生・成長した水陸両用作戦システム 上巻読了

アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦の上巻を読み終えました。
いやーこの人の本は現代戦の本は何冊か読みましたが、時代が第二次大戦になっても面白かったですね〜
中身は副題の「旧日本軍との戦いで誕生・成長した水陸両用作戦システム」通り、アメリカ海兵隊を中心にして上陸作戦のためにどのような意図を持って開発し、配備した水陸両用車や戦車の紹介をし
それらが配備された上陸作戦での運用方とその結果などが書かれています。
上巻はガダルカナル、タラワ、クェゼリン環礁、エニウェトク環礁、マリアナサイパン戦です。

アメリカ海兵隊の水陸両用作戦の歴史は1921年7月23日から始まりました。
この日、アメリカ海兵隊参謀エリス少佐が執筆した論文「ミクロネシアにおける前進基地作戦」を作戦計画712Hとして正式に採用したそうです。
この計画の内容は近い将来、日米間で戦争が始まったら、それは太平洋の島々の争奪戦になり、海兵隊の任務はそれらの島々の警備ではなく日本軍の待ち伏せる島々を敵前上陸する、というものだそうです。
今でこそ海兵隊が敵前上陸を行うのが当たり前なイメージですが、この時代はガリポリの戦いでオーストラリア、ニュージーランド軍によるアンザックが敵前上陸を行い失敗に終わった時代だったので色々と難しかったんでしょうなぁ……

と、まあ今回は上巻を読んだだけなので感想は中下巻を読んでからにします。
いやはや届くのが楽しみです。