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読書と仕事と病気と、まったりとした日々

読んでる本や読んだ本の感想や病気の日々の事をのんびりと書いていきます

川あかり読了

読書 歴史
ここ2日間で2冊の本を読み終えました。
1冊目は、葉室麟著「川あかり」

内容は藩内の派閥争いの末、1人の男(主人公)が江戸から国許に帰国する家老の暗殺を命じられた。
しかしその男は藩内では「一番の臆病者」と蔑まされている男。
隣国の川の向こうから、家老を待つ伏せしようとするも川は雨で増水、数日間を対岸の貧乏宿で過ごすことになった。
相部屋となった連中は一癖二癖あるような連中…そんな中様々な厄介ごとが主人公に降りかかる。
果たして主人公は無事に家老を討つ事ができるのか?
というものです。
当たりでした。
普段、江戸時代物は中々読まないのですが休日だったこともあり時間を気にせずページが進みました。
この主人公、性格は実直で「男」たる者こうあるべし!って感じなのですが、トラブルに直面すると腰が引けてしまいます。
ですが、その実直で誠実な性格なため周りの人間は彼に段々と惹かれていきます。
そして彼のためなら!と力を貸す者達…「友」が現れ、雨も止み川を渡れるようになり家老が来るのですが、この辺は残りページ数が少ないためか多少あっさりとしていますが、展開が熱く飽きさせないようになっています。
ヒロインは3人いるというのも面白いところです。
武家の娘、村娘、妖艶な女。
主人公は誰を選ぶと思います?

川あかり (双葉文庫)

川あかり (双葉文庫)



2冊目は「決戦 関ヶ原
関ヶ原アンソロジー短編集です。
吉川永青が可児才蔵
上田秀人が宇喜多秀家
矢野隆が島津義弘
をそれぞれ書いています。
個人的に良かったのは伊東潤、上田秀人、吉川永青です。
その中でも伊東潤徳川家康関ヶ原は新鮮があり面白かったです。
それは「実は石田三成武断派を一掃し、豊臣家を大名として残すため、徳川家康と裏で組んでいた」という設定です。
まさか1番ありえない人物が家康と繋がっているのですから驚きです。
小説だからこそ体感できる面白さですね。
この設定で長編を書いて欲しいなぁ…と思いました。

決戦!関ヶ原

決戦!関ヶ原