SFが読みたい 2017年版
早川書房のSFが読みたい 2017年版購入して読んでるんですが、ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパンは2位……
てっきり1位取れるんじゃないかなーと昨年読んだ時思ったんですが、世の中には面白そうなSFがたくさんありますね。
気になったのは
スペース金融道(国内編2位)
モナドの領域(国内編6位)
世界の涯ての夏(国内編18位)
怪奇探偵リジー&クリスタル(国内編28位)
叛逆航路(海外編3位)は……発売した時から気になっていたんですが、結局買わず読まずで
宇宙探偵マグナス・リドルフ(海外編6位)
J.G.バラード短編全集1(海外編11位)
翼のジェニー ウィルヘルム初期短編選(海外編12位)
パンドラの少女(海外編17位)
帰還兵の戦場(海外編26位)
世界の終わりの七日間(海外編28位)
この中でも1番気になったのは、翼のジェニーですかね。
今度の給料で買おうかなーと考えてます。
というか世界の終わりの七日間って地上最後の刑事の最終巻?
まだ地球は消滅してなかったんかい!と1人ツッコミをしてました笑
今日の早川さんを久々に読みましたが、キャラが良い感じに丸くなってきましたね
最初富士見ちゃんが大人っぽくなっていて、これ誰だ?新キャラ?って思ってしまいました笑
さて次は来年、1年後ですね。
2018年版も購入予定です。
個人的には「裏世界ピクニック」がベスト10入りして欲しいです。
ついでなので(苦笑)裏世界ピクニックの感想も
これはストルガツキー兄弟が旧ソ連時代に書いたSF「ストーカー」の設定を土台にネットロア(インターネットの都市伝説)を織り交ぜた作品です。
例えば、くねくねとか八尺様とか
それが裏世界(ストーカーのゾーンのトラップが多数ある異世界)に存在して岩塩(笑)とそこに落ちている銃を武器に探検したり戦ったりする小説です。
主人公はちょっと根暗な都市伝説や廃墟探検が好きな空魚という女子大生。
相棒は人を疑う事を知らないような、だけど大雑把な部分もある、大切な人を探すために裏世界を捜索する鳥子というこれまた女子大生。
この2人は魚と鳥、空と海。
正反対の性格なんだけど、片方が片方のダメな部分を補っている感じの良いコンビ。
ちょっと百合百合してる(笑
キャラの掛け合いはすごく面白い。
ストーカーの設定を元にした部分も面白い。
しかし、ホラー部分は正直全然怖くない。
元ネタ知っていたからかもしれないけど、前評判で見ていたよりも怖くない。
ストーカーのネタを使ってるのが少し勿体無いような気さえする。
でもまあ全体的に見ると面白かったです。
久々にSFの面白さを思い出させてくれました、そんな1冊でした。
なので、2巻に期待。
それと2018年版SFが読みたいにも。
裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 宮澤伊織
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/02/28
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (7件) を見る