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コマンドマガジン 123号 読了

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前回買ったのが、大陸打通作戦の号だから……買ったの8カ月ぶりくらいです。
今号の付録はベルリンの戦いを題材にした「第三帝国最後の戦い」
1ターン2週間
1ヘクス約20キロ
1ユニット、独軍は大隊から師団、ソ連軍は軍団
1944年、ソ連は一大反攻作戦「バグラチオン」を成功させ、中央軍集団は壊滅し北方軍集団はクールラントに分断され1941年の精鋭だったドイツ軍の姿はヨーロッパから消え去りました。
そして東部戦線は4450キロの戦線を2250キロに半減させることに成功。
これによりソ連軍は軍を集中して投入させることができるようになりましたが、ドイツも戦線を縮小したことで、防衛する範囲を小さくさせることになりました。
そしてソ連軍は目標をベルリンにし前進を開始し、ここからヨーロッパにおける「最終戦」が始まったのです。

今号からフルカラー化されたのだが、最後に読んだのが8カ月前たためかコマンドマガジンってこんな内容だったっけ……?って感じ。

今号で面白かったのは2〜3記事くらいでした。
まず「軍集団司令官ハインリヒ・ヒムラー」の記事
1945年の1月に新設されたヴァイセクル軍集団の司令部には何も無く、あるのは(いるのはか?)3人の参謀将校と戦務作業にあたる1個分隊の兵士だけで
その他の必要な人員は……軍集団を動かすために必要な通信部隊は1個小隊すらなく、電話は1台。
戦況図も1枚しかなく、それすらヒムラーが独占して使えなかったそうです。
もちろんヒムラーはSSのトップとして仕事を今までしていたため、軍集団なんて動かす能力は皆無だったそうです。

こんな状態で、軍集団を機能させろといわれたら自分なら発狂しますね 笑

期待していた「korea the forgottan war」の記事はシナリオ紹介程度で残念。
リプレイ記事を期待していたんですがね……

DG社のModern Warの最新号のヴィシェグラード4(東欧で起きる次の戦争)は面白げな感じ、レビュー記事は前号に記載されていたらしいのですが買っていないので読めないのが残念です。
ゲームは仮想戦で2015年にウクライナを押さえたロシアがヨーロッパでのエネルギー問題で主導権を握るため、ポーランドにあるシェールガスプラントを攻撃するという物。
欧米のアナログウォーゲームは現実の紛争をモデルにシナリオを作って出すから凄いですなぁ……

コマンドマガジンも数年前に尖閣ショウダウンというゲームを出していたけど……

それとコマンドマガジンの本誌を電子書籍化したそうです。
しかも付録付いていない分3000円ほど安い……今回の付録は別に欲しくはないけど、本誌だけ読みたいって時は良さそうです。